プエルトリコ ボードゲームアリーナでもプレイできる。
ちなみに初版は2002年。20年以上前のボドゲ。アクワイアは3倍!
現在では日本語版が出たので非常に遊びやすくなった。
当時は建物の効果も何もかも日本語シールを張らないと楽しめなかったのだが、
本当に良い時代になった。日本語化シールは20年以上運営されているボードゲームサイト
『ジョーコデルモンド』さんのところに今でもある。
ボードゲームを実際に遊んだレビューを見るなら、ここが一番。
コンポーネントの多さに対して値段でみるとお買い得。
ボードゲーマならボードゲームギークで長期に渡って1位だった作品というと
非常に面白いゲームだということがわかるだろう。
特徴的だったのが、プレイヤーの手番でできることは7つのうち1つを選ぶだけなのだが、
金鉱堀を除いて、他のプレイヤーもその処理をできることにある。
もちろん、選択したプレイヤーには特権があるので多少有利にはなるが、
全員に恩恵があるので、出し抜くのは非常に難しい。
プレイヤー同士が関与しあうので、待ち時間があるようでないのも良い点。
それでいて、勝ち方がいくつもあるので飽きることが無い名作である。
自分の利益だけでなく、この選択肢を取ると
次やその次のプレイヤーにベストな選択肢を取らせてしまう可能性がある。
といった総体的な視点をこのゲームは気づかせてくれる。
なお、ゲームのテーマがプエルトリコの植民地化という非常にセンシティブな内容ではある。
このようなテーマは出ることはもうないだろう。
2022年にリメイクされた際にはゲームテーマが変わっていてもおかしくはなかった。
しかし「プエルトリコ20」として出版され、変わらぬテーマで遊ぶことができる。
歴史や文化の観点からも「プエルトリコ」が代表的なユーロゲームであることの証明ともいえる。
「プエルトリコ ボードゲーム」でぜひ検索してみてほしい。
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