初めまして! 自称:アクワイア研究家 のだじゅらく と申します。
ボードゲームには、皆さんが思っている以上にさまざまな種類があります。
テーマごとにまとめられるほど多様で、その数は私自身も把握しきれないほどです。
それだけ、娯楽が人生を豊かにする手段として広く認識されているのかもしれません。
今回はプレゼントにぴったりかもしれない、お手軽なボードゲームを3つご紹介します。
これらは手頃な価格かつコンパクトなので場所も取りません。
ボードゲームをプレゼントに考えているけれど、どれを選べばいいか分からない、あまり大きすぎたり高価なものは避けたい、という方におすすめです。
もちろん、自分用に購入しても、メルカリなどで手軽に買ったり、飽きたら売ったりすることもできます(笑)。
今回、紹介するボードゲームの内容については詳しく説明しません。
少しでも興味が湧いたら、ぜひご自身で調べてみてください。
ただし、私の意見だけで購入を決めるのは間違いです。
最終的には、自分にとって本当に価値があるかを吟味することが大切です。
±0が最高得点。「ニムト」
プレイ人数:2~10人 プレイ時間:約30分 対象年齢:8歳以上
もしかしたら一度どこかで聞いたことがあるかもしれない。
手軽なカードゲームが「ニムト」です。遊べる人数の幅が広いのも特徴です。
ゲームの目的は牛を押し付けあうこと。
獲得した牛の頭数が一番少なかったプレーヤーが勝利する、パーティ系カードゲームです。
ゲーム用語としては「バースト」の仕組みを持っています。(上限値が定められており、もし超えてしまった場合は定められた処理が発生するというシステム)
「ニムト」はボードゲームアリーナ(要登録)で無料で遊べます。
一度試してみるのも良いかもしれません。
ボードゲームアリーナ「ニムト」サイト
https://ja.boardgamearena.com/gamepanel?game=sechsnimmt
4人以上で遊ぶならドラマチックな展開が生まれやすいゲームです。
定価も1,200円と非常に手ごろです。
もちろん検討してくださいね。
安物買いの銭失いとはなりにくい名作ですが、それはあくまで私の判断ですから。
贈り物は皮肉かな?「ゲシェンク」
プレイ人数:3~7人 プレイ時間:約20分 対象年齢:8歳以上
「ゲシェンク」(Geschenk)はドイツ語で贈り物という意味。
プレゼントにピッタリな名前です…。
…が、ゲームの目的としては皮肉の意味合いで使われています。
プレイヤーは、ゲーム開始時に渡されたチップを使い、マイナス点となるカードをなるべく受け取らないように遊びます。
押し付ける方法が「ニムト」とはまた違ったマイナスのゲームです。
ネガティブな印象を受けるかもしれませんが、実際に遊ぶと盛り上がる不思議なゲームです。
キャッチセールスも「不幸は押し付けるものか、引き取るものか。」
いかにもドイツゲーム。(ユーロゲームなんて言い方も。)
シンプルなルールにジレンマを持つお手本のようなボードゲームです。
カードだけでなくチップも入っているため、定価は1,800円と他よりも少し高めですが、その分の価値があります。もちろん、検討してくださいね。
それができるなら苦労しない。「ハゲタカのえじき」
プレイ人数:2~6人 プレイ時間:約20分 対象年齢:8歳以上
「ハゲタカのえじき」はロングセーラーカードゲームです。
1988年のゲーム大賞にノミネートされています。
以前、紹介した巨匠ゲームデザイナー「アレックス・ランドルフ」の作品です。
得点カードを集めるカードゲームで、こちらは最も高得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。通称「数字のじゃんけん」と言われています。
遊んでみたり、調べてみたら、その意味がわかるかもしれません。
ゲーム用語としては「バッティング」の仕組みを持っています。
(宣言した数が他プレイヤーと被るとペナルティが発生するシステム)
各プレーヤーは、1から15までのカードを1枚ずつ持っています。
-5~+10のハゲタカカードをよく混ぜて、テーブルの中央に置きます。
相場は1,500円とお手軽な値段と入手しやすい作品です。
私自身も一緒に遊んだその日。友人にプレゼントしたことをすっかり忘れていました(笑)
おわりに
今回ご紹介したゲームはすべて「メビウスゲームズ」というお店から発売されています。(すぐ上の写真の「アクワイア」は違いますので注意してください。私が好きなだけです笑)
「メビウスゲームズ」はボードゲーマーの間では有名なお店で、30年以上にわたり、手軽に楽しめるボードゲームやカードゲームを扱っています。
特別な知識や経験が不要で、ちょっとした判断と会話を楽しめる。
そんなコミュニケーションツールとして優れた作品を多く取り扱っています。
以前紹介した「カルカソンヌ」も、こちらから発売されています。
関東圏にお住まいの方は、JR総武線 水道橋駅近くに店舗がありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ただ、実際に置いてあるのは掘り出し物的な訳アリ品などを置いています。
プレゼント用はネットなどで購入するのが間違いないでしょう。
今回は持ち運びやすく、プレイ人数の幅も広い、お手軽な作品をご紹介しました。
誰が言ったかわかりませんが、
「どんなに小さな親切も無駄になることは決してない。」
ポケットやバッグに忍ばせて、誰かと遊ぶ。
いつもとは違う、小さな贈り物を渡す。
そんな、豊かな浪費の選択肢の1つとしていかがでしょうか?
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
コメント