ボードゲームは楽しみながら自分を知り、教訓や学びを得る機会を提供してくれます。
今回は「大人で遊びたい」をテーマに3つ紹介します。
作品自体の美しさやそのゲームの中毒性、そしていぶし銀な面白さを持つ。
子供でも楽しめなくはないけど、初めての人にはおすすめしない。
でも、大人には楽しんでもらいたい。そんな絶妙なラインの作品達です。
豊かな浪費として遊ぶ方には是非触ってもらいたい作品達です。
麻雀が好きならきっと好き。「ラミィキューブ」
プレイ人数:2~4人 プレイ時間:約30分 対象年齢:8歳以上
このボードゲームは、タイルを法則に従って繋げていく、全世界に多くの愛好者がいる作品です。
タイルで連番や異色同数の組み合わせをつくり、場に出していく麻雀のようなゲームと形容してしまいます。
時間忘れてずっと数字考えて出来る。タイルのさわり心地も良い感じです。
『ラミィキューブ』は、手持ちの色番号タイルを、補充しながら、〈同色連番〉か〈異色同数〉の3枚以上の組み合わせを作って場に出したり、場への追加や組み替えやをしたりして、いち早く無くすゲームです。
2023年ごろから取り扱っている新版は、手元のタイルを監理するラックがより扱いやすいようになった新版です。ルールに変更はありません。
ルール自体はそれほど難しくないので、子供から大人まで幅広く遊べます。
大衆向けのボードゲームだと思います。
1度悩むとかなり時間がかかってしまう悩ましさがあります。
そのため、制限時間を設けるなどしてスムーズに進行できるような配慮が必要ではあります。
それほどに中毒性がある作品です。
私も大学時代、研究室で仲間と朝までこれで遊んでいたことがあります。
研究を忘れるほどの中毒性を持っています。この件はもう時効です(笑)
高級感のある第2版「世界の七不思議」
プレイ人数:3~7人 プレイ時間:約30分 対象年齢:10歳以上
「世界の七不思議 第二版」は、基本的なゲームのルールは旧版と変わりませんが、アートワークが一新されてより、大人向きな歴史のロマンを感じさせる作品となりました。
あなたは古代世界の七大都市の1つを導きます。自らの文明の軍事、科学、文化、経済を発展させましょう。はたして、あなたの七不思議は歴史に残る栄光をもたらすことができるでしょうか?勝利点を最も多く獲得したプレイヤーが、ゲームの勝者となります。
サイト:https://hobbyjapan.games/7_w-2nd_ed/
ゲームシステムは「ドラフト」と呼ばれる仕組みを持っています。
(複数カードを確認して自分のカードを選定、余りを他プレイヤーに回す)
「ドラフト」の代表作として「世界の七不思議」をあげるボードゲーマも多いです。
実際のカードの裏面ですが、黒に光沢感のある金銀銅の配色。
内容物の出来の良さでゲームを選ぶのも豊かな消費です。
もちろん、ゲーム性も拡張版や姉妹品が出るほどおすすめできます。
ボードゲームアリーナ(要登録)でも有料で遊ぶことができます。
サイト:https://ja.boardgamearena.com/gamepanel?game=sevenwonders
遊べる人数も多いのが特徴です。
いぶし銀な傭兵家業「傭兵隊長」
プレイ人数:2~6人 プレイ時間:約45分 対象年齢:12歳以上
こちらの作品は上記の2作品に比べると、初心者向きではありません。
ですが、いぶし銀(華やかさはないものの、独特の魅力)の名作です。
写真はリメイクされたものです。
傭兵隊長はルネサンス時代のイタリアが舞台。傭兵を束ねる隊長となって都市国家の戦力となって多くの都市を征服するのが目的の戦略的なカードゲームです。
相手プレイヤーの動きを読みながら自分の手札と相談して、あの都市に攻め込んで征服するのか?
戦力を温存して今回は前線から身を引くのかを判断します。
数の大きさで勝ち負けを決めるという単純なルールで戦略を練り読み合いがアツい作品です。
1995年のゲームですが、古さを感じさせない。
どちらかといえば、通好み。
中級者のボードゲーマが4.5個目に買うような作品。
でも間違いなく名作な位置にいる。そんな感じです。
おわりに
「大人で遊びたい」といっても、もちろんお子さんと遊んでも十分楽しめます。
ただ、小学生と遊ぶなら、高学年ぐらいが望ましい。
と個人的には思います。
誰が言ったかわかりませんが、「もっとも難しいことは自分自身を知ることであり、もっとも簡単なことは他人に忠告することである。」
今回は初心者におすすめするには難しい作品達です。
ただ、大人同士であればその静かな面白さを体感できると思います。
楽しい時間を共有し、実りある時間を過ごしましょう。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
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