ゲームメカニクス大全: ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け
ボードゲームの仕組みや構造自体に着目してこれほどまでに書き込まれた本はそうそうない。
内容としてはタイトル通りのメカニクスに着目しているため、
紹介されるゲームは多岐にわたる分、ルールなどは説明は特にない。
電子書籍の台頭で、いつでもどこでも持ち運べて確認できるのはありがたい。
対戦ゲームとは何か?協力、ソロ、レガシーとゲームを分類し、
ワーカープレイスメント、オークション、移動やマップの処理方法
挙げだすとキリがないほどに種類分けされているので是非とも読んでもらいたい。
もちろん、アクワイアの記述も存在する。
アクワイアは対戦ゲーム、所有権、投資、マーケットと分類されている。
世に出ているボードゲームの大半は何かしら該当するだろう。
これからボードゲームを作りたいと思う人は是非読んでおきたい。
また、現在は加筆された第2版が良いだろう。
普段、本を買わない方からすると、お値段はデジタルゲーム1本分のお値段はするので注意。
個人的にはDMMでの電子書籍版がおすすめ。
紙の本ではできない、「検索」が可能なところ。持ち運びにも困らず、電車の中でも閲覧できる。
人間の脳みそよりも優れている機械を使うと良いだろう。
ただ、本には本の良さももちろんあるので是非とも使い分けたいところだ。
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