お疲れ様です。 のだじゅらく と申します。
とにかくアクワイアで勝ちたい。
いや、少なくとも負けたくない。
やはり、ゲーム中、『株券購入の優先度が立てずらい』
これが悩み事と思います。
前回は近隣ホテルとの関係性から
今回はさらに盤面、保有株数から考えていきたいと思います。
アクワイア攻略において重要なのはホテルの場所です。
ここが決まらないと、株券購入の優先度が決められず、
とにかく手持ち資金で買いあさらなければならなくなるからです。
また、大前提として、『目当てのタイルを持っていない』状態で考えます。
ずっと目当てのタイルがあるなら考える必要がないですからね(笑)
■株券購入の3要素
優先度の高いホテルは下の要素で決まります。
1.近隣ホテルとの関係性
2.ボード上のホテル位置
3.当該ホテルの保有株数
それでは、1つずつ見ていきましょう。
■近隣ホテルとの関係性
前回の近隣ホテルとの関係性から考える。でお話ししましたので
詳細はそちらで。
■ボード上のホテル位置
ボード上のホテル位置はゲーム終了時に肥大化するか、途中で消失するかの見極めにとても重要です。
ここでは、盤面を4つのエリアとして定義します。
角<辺<中央<中心とその重要性は大きくなります。
ホテルの 建設位置 | 優先度 | ポイントや取るべき戦略 |
中心 | 最重要 | 4方向から広がりやすいために、 最初から競り合いになりやすい土地。 最序盤であれば、特に気にせず買っていても腐りづらい。 中盤、終盤以降は独立(11枚以上)状態のホテルになりやすいので、 株価が高くなりすぎて手が出せない状態になる前には押さえておきたい。 |
中央 | 重視 | 中心よりの土地。 いくつかの小競り合いのうち最後まで残るホテルが生まれやすい。 大半は中央で建てられるホテルがほとんどなので、 迷うかもしれない。 その際は他ホテルとの関係性と照らし合わせて、 購入の判断材料にしよう。 |
辺 | 軽視 | 辺部分は上記に比べると優先度は劣る。 ゲーム中1回は建つ印象。 中盤においては、新規ホテルの建設現場になりがち。 中心や中央に比べるとどうしても、 3方向からの介入となるため、目当てのタイルを引く確率が下がる。 |
角 | 無視 | 2方向からしか介入できないため、 最後まで小さく残っている確率が高い。 大抵は他が41以上のタイルで構成されても、 2タイルのまま残っているときもある。 吸収させて2:1交換につながるかもしれないが、後回しでよい。 |
■当該ホテルの保有株数
既に13枚以上株を保有しているなら優先度は下がります。
なぜなら、それ以上は他プレイヤーと競り合う必要がないからです。
では、自分が持っているのが7枚以下の場合はどうでしょう。
筆頭、次席のボーナスが貰えなくなる可能性が出てくるため、優先度は上がりますね?
私の中では、他の2要素(近隣ホテルやホテル位置)よりは優先度は低いです。何故でしょう?
貴方は既にそのホテルの株券を購入しています。
つまり、見込みがあってその株券を買ったはずなのです。そうですよね?違う?oh….
それならば、8枚までは買いましょう。少なくとも+αが貰えるようになります。
貴方が所持している そのホテルの株数 | 優先度 | ポイントや取るべき戦略 |
7枚~1枚 | 最重要 | 買ったのであれば配当金の競り合いが必須。 現状1番に対処しなければならない。 株を中途半端に持つのが最も良くない。 まずは8枚までは買おう。 目当てのタイルが引けないことを加味して、 損切の検討もすること。 |
12~8枚 | 重視 | 少なくとも配当金が入る状態なので、優先度は下がる。 低価格のホテルであれば、 資金次第だが、2:1交換用の種株買い増しも良い。 ただし、ホテルを吸収できることが条件。 吸収できないとロスが大きい。 |
0枚 | 軽視 | まずは、本当に購入するべきかを考える。 (他の2要素から判断しよう。) アクワイア(ACQUIRE)において、 全てのホテルを買い占めるのは困難です。 購入者が1人だけの場合は1枚購入はありですが、 不用意に範囲を広げないのも戦略です。 |
13枚以上 | 無視 | 購入の判断において、 そのホテルは十分に買い占めたのだから、 後は収穫をしよう。 大きくなったらそれはそれ。 その際は、他の小さいホテルを 2:1交換でさらに儲けを増やせれば良い。 |
■まとめ
『目当てのタイルを持っていない』状態で『株券購入の優先度が立てずらい』とお困りなら、
数ターン以内にはどこかで吸収合併が発生しやすく、そのホテルは中心にできるだけ近い。
おまけに、貴方が当該ホテルの株券を既に7~1枚持っているなら、全力で8枚までは買え。
こんなところでしょうか?
株券購入の優先度が決まるだけでも、絶対に勝率は格段に上がります。
少なくとも、ビリにはならないでしょう。
アクワイアは運が絡むが実力も出る魅力的なボードゲームです。
ここまで来ると、如何にして相手の裏をかく必要が出てくるでしょう。
まさに、「アクワイアは詭道なり。」
ぜひ皆様のアクワイア勝利を祈っております。
ではまた次回。ごきげんよう。
コメント