お疲れ様です。 アクワイア研究家:のだじゅらく と申します。
皆さんにアクワイアを是非とも楽しんでいただきたい!
ということで、アクワイアで遊べる交易王を考えました!
ジレンマゲームの通称:クニツィアゲーを体感しよう!
今回はライナー・クニツィア(Reiner Knizia)の名作:交易王をアクワイアで遊べるように考えました。
アクワイア(ACQUIRE)の内容物とA4のデータを使って遊べます。
ボードゲーム自体も面白いので是非!
ジレンマゲームとして非常によくできています!
合同会社ニューゲームズオーダーさんの交易王のルールブックはこちらにあります。
ルールブックを無料で閲覧できますので、他の作品も是非見てくださいね。
交易王とは?
交易王は大航海時代の商人となり、6種類の交易品をうまく自分が得をするように仕入れて売り払うことで、なるべくたくさんのお金を稼ぐことが目的のボードゲームです。
ボードゲーマなら知らない人はおそらく少ない、ゲームデザイナー:ライナー・クニツィア(Reiner Knizia)の作品です。シド・サクソン、アレックスランドルフに並ぶといっても過言ではありません。
ドイツのボードゲームデザイナーでドイツボードゲームに「競り」のメカニズムが多いのは彼の影響と言われているほどです。
元のカードデザインも渋くて良い感じ!
ボードゲームの中では値段もサイズもお手頃です!
ライナー・クニツィアはダイスゲーム百科を手がけていたり…。
2人用名作カードゲーム:バトルラインの作者でもあります。
アクワイア(ACQUIRE)版の交易王:相場王
さぁ、ボードゲームのアクワイア(ACQUIRE)からアイテムを取り出しましょう!
相場王(交易王)も最もお金持ちになったプレイヤーの勝利です。
そう!勝利条件はアクワイア(ACQUIRE)と同じです!
プレイ人数と時間と対象年齢
プレイ人数は2~4人 プレイ時間:30分 対象年齢:12歳以上
必要なもの
株券7種を10枚ずつ 合計70枚
プレイヤー1人に付き建物タイルを用意しよう。
ゲーム中、タイルを9枚も使うことはほぼ無い…。
紙幣:$100,$500,$1,000
プレイヤーごとに数字で分けるとわかりやすい。
1人目は1A~1H、2人目は2A~2Hと区切る。
必要なもの一覧
- アクワイア(ACQUIRE)のボード1つ
- ホテルマーカ―7種全て
- 建物タイル プレイヤーごとに1A~1Hと区切ると良いです。
- 株券 7種 各10枚 計:70枚
- 紙幣 $100~$1,000まで
ゲーム準備
あらかじめ、データを印刷して切り離しましょう。
カードにできるようにしていますが、別にそのままでも問題ありません。
その場合は1枚目だけを印刷すればOKです。
株券を手札として3枚ずつ配る。
まずは、全プレイヤーに株券を全て伏せてよく切った後、手札として3枚ずつ配ります。
場札の配置例
もちろん、写真のように場札を並べる必要はありません。
ボード横に場札を並べても問題ないです。遊びづらいのは良くありません(笑)
プレイヤーが初めに持てるタイルは2つだけです。
プレイヤーは時計回りで手番を行います。
4人プレイなら1、2、3、4(数字はタイルを参照)の順で進みます。
2人プレイなら写真のようにそれぞれの列でとらえてください。
縦列がプレイヤー、横列が各銘柄の列と考えましょう。
1番手のプレイヤーから時計回りに、ボード上のホテル列に建物タイルを置きます。
これをもう1周行います。
ポイント:同じ銘柄にする場合は縦に積みましょう。
これで準備完了です。
ゲームの流れ
手順は2つあり、それぞれ選択肢から選んで行います。
「手順1」の後、「手順2」を実行します。
ゲーム中
「手順1」の選択肢(いづれか1つ)
建物タイルの移動
儲ける銘柄を変えたい場合は建物タイルを移動します。
自信があれば1つの銘柄に重ねることで、利益が2倍、3倍となります。
もちろん、集中投資にはリスクがあることを忘れないようにしましょう!
権利書の購入
使用することがかなり少ないであろうH,Iのタイルを置くとわかりやすくなります。
建物権利書はボード上にタイルが置かれるので、置かなくても良いです。
パス
特に何もしないで、「手順2」に移行します。
現実でも何かをするよりは何もしないことが良い時もあります。
「手順2」の選択肢(いづれか1つ)
株券の売却
手番プレイヤーが手札から1種類の株券を1~6枚出します。
出した株券は場札に重ねて、株券の銘柄が書かれた面を上にして置きます。
手番プレイヤーが出した株券と同じ銘柄をホテル列上に並べている全てのプレイヤーは自身の建物タイル1つにつき、場札として出ているその銘柄の枚数と同額(1つ:$100)獲得します。
株券の売却はこの相場王の肝です!是非とも相手を出し抜きましょう!
儲ける際はタイルを重ねる選択肢も必要です。
株券の補充
山札から株券を2枚を引き、手札に加えます。
ゲームの終わり
株券の山札が尽きたら、直ちにゲーム終了です。
全員の所持金の多いプレイヤーの勝利です。
なお、権利書は一銭の価値もありません。
本家との違い(アレンジを楽しもう!)
原作では銘柄は7種ではなく6種(胡椒、塩、藍、銅、麻、綿)です。バージョンによっては違うことも!
1種類多いので山札が増えて、場札で少し染まりずらい形です。
もしも、このバランスが気になる場合は、ホテル6種で遊んでみましょう。
若しくはホテル7種で場札も7枚にしてみましょう。
些細なアレンジが、ゲーム性を変えることがわかると思います。
そして如何にライナー・クニツィア(Reiner Knizia)のゲームバランスが洗練されているかを体感しましょう!
シンプルながらもジレンマがあるクニツィアゲームここにありです。
もし興味が湧いたら、本物を購入しましょう!より楽しめます。
おわりに
今回はアクワイアで遊べる交易王を紹介しました。
アクワイアがあれば、交易王も、ハグルも、カルテットも遊べてしまいます!なんてお得!
持っていない方は是非、この機会に買ってみてください。
ではまた次回。ごきげんよう。
コメント