外伝:アクワイア(ACQUIRE)であそぶ バトルライン

アクワイア(ACQUIRE)

お疲れ様です。自称:アクワイア研究家 のだじゅらく と申します。

のだじゅらく
のだじゅらく

『アクワイア(ACQUIRE)』を折角買ったのに数回遊んだだけでメルカリに出ている…。
とっても悲しい…。もっといろんな方法で遊んでほしい!

アクワイアをもっと手軽に取り出してほしい。
何だったら、アクワイア(ACQUIRE)だけでゲーム会を成立させられる遊びの自由度を…。

アクワイアはボードゲームのお手本。コンポーネントもお手本のような種類でできています。

紙幣、コマ(タイルとマーカー)、ボード、カードはまさにボードゲーム4種の神器。
基礎がしっかりしていると応用が利くのです。

アクワイアで図々しくもバトルラインを遊ぼうとしていますが、思いついてしまったのだから仕方がありません。

ちなみに戦術カードは当然ながら、作成していません。
正規版で味わいのあるゲーム性を楽しんでください。

バトルラインとは?

「2人用ボードゲームといえば?」と聞かれたら、名前が挙がらないほうが難しい作品です。
何度か再版されている2人用の傑作カードゲームです。

シンプルながらも幅広い戦略性とカードをプレイする楽しみを持つゲームです。

名作:交易王のゲームデザイナーであるライナー・クニツィア(Reiner Knizia)の作品です。
過去に恐れ多くも紹介しています。

アクワイア-相場王-

相場王(交易王) プレイ人数:2~4人用 所要時間:30分ほど ※追加カードが必要。

のだじゅらく
のだじゅらく

本当に面白いから遊びやすい正規品をぜひ買ってね!!
戦術カードがゲームの面白さを加速させます。

ちなみに…バトルラインができるということは…。これ以上は野暮でしょう。

アクワイア(ACQUIRE):ホテルライン

導入 

古代の戦いから数千年の時が流れ…現代では入札(誇大解釈)でホテル建設の権利を競り合っています。
相手よりも適正な建設計画(建物コマ)を提示できればホテル建設権を獲得アクワイアできます。
ホテルを大量に建設できれば、大きな富を得ることができるでしょう!

プレイ人数

人数は当然2人プレイです。
アクワイア2人用ルールやホテル・チェイスに飽きたら遊びましょう。

必要なもの

建物コマ60枚(部隊カードの代用)
内訳:1A~10Fまで(1A~10Aの1セットでアルファベットが6種)

ホテルマーカー7種(フラッグの代用)
上記以外の建物コマ6つ 3個ずつ積み重ね、疑似ホテルとして2つ置きます。
これで合計9個のフラッグが用意できます。

あると良いもの

建物コマ用の袋(間違えて見ないようにするため)

60周年版アクワイアには袋が追加されるようですので、完全日本語版が来たら手にしたいものです。

ゲーム準備

フラッグに代用した9種のホテルをプレイヤーの間に写真のように1列で並びます。

ゲームの流れ

建物コマをよく混ぜてから各プレイヤーに7枚ずつ配ります。
(シビアに行くならアクワイアと同じ6枚でもいいですよ。)

順番決め:アクワイア流で行くなら互いに別に建物コマを引いて、プレイします。
1Aに近いプレイヤーから始めましょう。引いた建物コマは袋に戻しましょう。
(これでお互いに持っていないコマの情報が2枚わかります。)

建物コマを任意の位置に配置後、袋から建物コマを1枚引いて手札を7枚にして相手の手番となります。
アクワイアに似てますね(笑)

勝利判定

もはやバトルラインを知っている人には不必要かもしれませんが、説明します。

建物コマは各ホテルマーカー(フラッグ)の前に最大3個まで配置できます。
より強いフォーメーションを完成させたプレイヤーが獲得アクワイアできます。

建物コマが出た順番はフォーメーションには関係ありません。
建設計画(フォーメーション)の強さは以下の通りです。
ストレートフラッシュが一番強い役となります。連番に関して、出す順番は関係ありません。

両者が3個ずつ配置した場合、より強いプレイヤーがホテルを獲得します。
同じフォーメーションであれば数字の合計が大きい方が、合計も同じ場合は先にフォーメーションを完成させたプレイヤーが獲得します。

相手のフォーメーションが完成する前に、場に出ている建物コマのみで負ける可能性が無いことを証明できればホテルを獲得します。

獲得したホテルは建物コマの後ろに置きます。
すでに獲得した場所には建物コマを並べることはできません。

ゲームの終わり

一方のプレイヤーが連続する3つのホテルを確保した場合。
または5つのホテルを確保した場合、そのプレイヤーが勝者となります。

ヴァリアントルール

獲得したホテルごとに点数を設けます。
高級ホテル 3点:コンチネンタル、インペリアル
中級ホテル 2点:フェスティバル、アメリカン、ワールドワイド
低級ホテル 1点:タワー、サクソン、疑似ホテル

ホテル配置のランダム化

先手はホテル(フラッグ)の配置を決めます。
両端は疑似ホテルとし、株券7種をシャッフルして1枚ずつ引きます。
それが先手から見て左から置くホテルの順番です。

1ラウンドごとに点数を計算します。(負けた側も獲得したホテルは点数を得ます。)
3ラウンド行い、合計点が最も多いプレイヤーの勝利です。

原作とは異なり、フラッグに点数がついています。
利益に惑わされぬように。

短縮ルール
ホテル(フラッグ)が9個で多いと感じる場合は7種で遊びましょう。
ナイツポーカーのルールで遊ぶのも良いでしょう。

終わりに

今回はバトルラインをアクワイアであそぶ方法を紹介しました。
ヴァリアントルールはさらに個々の旗に得点が追加されます。

ある意味ですが、バトルラインの新たなアレンジルールとして遊んでみるのもいかがでしょうか?
このような図式でも良いのです。『アクワイア⇔バトルライン』

バトルラインのルールは非常にシンプル。
小学校高学年ぐらいから気軽に楽しめます。
ボードゲームを嗜むなら、知っていて損のないゲームです。

アクワイア(ACQUIRE)をまだ楽しめない場合はこうして遊んでも良いですね!
原作よりもコンパクトに遊べるのが魅力です。

もっともっと、アクワイア(ACQUIRE)を頻繁に取り出しちゃいましょう!

アクワイア(ACQUIRE)はボードゲームの面白さがつまっている!!

持っていない方は是非、この機会に買ってみてください。

ではまた次回。ごきげんよう。

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