TRPGの話を何度かしているが、有名どころでいえば、ワードワールドやアリアンロッド、シノビガミ。
いやいや、ダブルクロスやストリテラも…と驚くほど種類がある。
最古のTRPGは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』が有名だろう。
日本では写真にあるような「クトゥルフ神話TRPG」も人気だ。
多くのシナリオ(冒険する舞台)がyoutubeやニコニコ動画でにぎわっている。
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TRPGは自由度の高さにおいて他のゲームを抜きんでている。
自由度が高いということは覚えることも多いし、トラブルの種類も多い。
人と人が関わる以上トラブルや意見の違いは仕方がない。
言った言ってない。判定後の処理や描写の解釈違い。ルール解釈の相違。
GMは基本的には敵ではないが、審判だ。
審判の判断はスポーツや娯楽の世界で時に人を興奮させる。
決して悪いことではない。立場や環境が人を変えるのだ。
トラブルを挙げだしたらキリがない。
が、これほどまでにTRPGが人気なのは宣伝や商品展開のうまさだけではなく、
純粋に人間は議論や誰かと適度に関わることが好きだからに他ならない。
社会性の生物である以上、ここから逃れることはできない。
店に商品を入れる人、商品を作る人、原料を…場所を…権利を…様々な人がいる。
また、産まれるときは今のところ…誰かの意志で産まれている。
「怪物と戦う者は、戦ううちに自分も怪物とならないように用心した方がいい。」
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。」
哲学者ニーチェの「善悪の彼岸」の一節だが、得体のしれない神話生物との交流も人々の娯楽となるのだから面白い。
私も含めて、実に傲慢である。
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