10周年記念で「海底探検 深版」が発売予定。ダイスも3つになり、「0か3」「1か3」「1か2」しか出ない特殊なものとなっているようだ。もう10周年か…。ふ~ん…。
海底探検は俗にいうチキンレースである。
(本来は相手の車や障害物に向かい合って、衝突寸前まで車を走らせ、先によけたほうを臆病者とするレースのこと。当然、避けなければ相応のダメージや死が訪れる。)
チキンレースにも幾つかのタイプが存在する。
ニムトはバーストと呼ばれて、ある列の6枚目に置いてしまったプレイヤーがペナルティを受ける。
被害は複数の場合もあるが、基本は個人に限られる。
利確という概念はなく、ゲーム終了までは常にバーストのリスクを持つ。
ちなみにバーストは、手に持てるカード、アイテム、数字、種類などに上限値が定められており、もし超えてしまった場合は定められた処理が発生するというシステムのこと。
インカの黄金は財宝に目がくらみ、同じトラップに2回かかった者が宝石を失う。
被害は個人の場合もあるが、大抵は複数人となる。
利確する際にもポイントが追加される場合があり、バッティング(宣言した物や数が他プレイヤーと被るとペナルティが発生)すると高得点の遺物が手に入らない駆け引きがある。
探検家たちのフィジカルはすごく、どれほどの財宝を手に抱えても一瞬でテントまで帰る。
海底探検は周りを出し抜けずに酸素切れの前に潜水艦に戻れなかったものが財宝を失う。
こちらも被害は個人の場合もあるが、大抵は複数人となる。
利確するためには潜水艦まで戻らなければならず、財宝は重いので帰る足を重くする。
具体的にいうとサイコロで出た目から拾ったチップの枚数を引いたぶんしか進めなくなる。
なお、Nintendo Switch や Steamで「海底探険」等が遊べる。
なんと、海底探検はiOS / Android 版は無料で遊べてしまう!
デジタルボードゲームの有用性を「海底探険」は存分に発揮している。
スマホを持ち寄れば遊べてしまうのは、試行回数を増やし、現物への間口も広くしてくれる。
人が集まらない場合のオフラインプレイもできるのはソロルールやオートマとは違う魅力がある。
ボードゲームはデジタルゲームよりもコミュニケーションの比重が大きい。
eスポーツや協力ゲームではデジタルゲームもコミュニケーションの比重が大きいように見えるが、既に連携や交友関係が取れているものが多い。
ボードゲームは初めて同士で、あんまりお互いの顔を見なくても遊べるのが魅力である。
アナログしかないボードゲームもあるので楽しい体験になる。
デジタルボードゲームはボードゲームカフェ等で遊ばなくても見ず知らずの人と遊べるので使いやすい方を選ぶと良いだろう。
遊び方の幅は、幅広いからこそ遊びなのである。
アクワイアをこれでもかと遊んでもらう方法を模索してる筆者が言うのだから間違いない(笑)
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