よく言われる話かとは思いますが、センチュリー:ゴーレム(1作目のみ)と宝石の煌きは似ていると言われます。
両方ともリソースの管理とセットコレクションが含まれています。
本当にそうでしょうか?私自身もそう思っていますが、改めて考えてみたいと思います。
雑談、メモレベルです。え?いつもそうだって?それは…そうですね。
確かに、取り扱うのは木製駒ではない宝石(クリスタル)だし、10個までしか持てません。
宝石の価値も相場によって決まります。
欲しいカードや組み合わせの取り合いになります。
ただ、違うところの部分の方が多いのも事実です。
実際に両方とも遊んでみると、プレイ感は違う。
言語化するのは難しいけどそんな感じです。
宝石の煌きは15点といった「カタン」のようにゴールが決まっています。
ゴーレムの場合は誰かがゴーレムカードを5枚(6枚)獲得すると全員の手番数が同じになった時点の最大得点者が勝利します。
宝石の煌きは宝石、発展カードの買占めや予約ができる。その行為にあまりデメリットが無い。
つまり、嫌がらせがしやすい。
ワイルドな黄金が手に入るし、3つ宝石が取れない機会損失がある程度です。
貴族タイルだけは素早く宝石をそろえるしかない。
ゴーレムは欲しい商人カードを取るためには運もあるが手持ちの宝石を欲しい順番まで落とさないといけない。中盤は嫌がらせの機会は乏しく、相手が残り何手で、どのゴーレムを手に入れられるかが計算しやすい。
欲しいゴーレム(大抵は20点に近いゴーレムか安いゴーレム)は予約ができないので素早く宝石をそろえるしかない。
宝石の煌きはセットコレクション寄りでゴーレムの方がリソース管理寄りだと思う。
リソース管理(マネジメント)がうまくいって完全に軌道になったらゲームが終了する塩梅。
それが宝石の煌きにとっての15点。ゴーレムでいう5枚目なのでしょう。
セットコレクション寄りなら「勝利点そのもの」かリソース管理寄りなら「勝利点のまとまり」でゴールを決めるのが良いだろう。
宝石の煌きは駆け引きに楽しみが、ゴーレムはできるだけ良い組み合わせで効率よく回せるかが楽しみ(ゲーム性)があるのかもしれない。
個人的には似て非なるものですが、説明するときは似ているといった方が伝わりやすいでしょう。
いつもよりも読みづらかったでしょうが、ご容赦を。
ちなみに短縮ルールを作りやすいのもこの手の終了条件。
15点を10点に、5枚目を4枚目に。時間の調整がしやすくなるのも魅力。
初回のお試しやインストの際にはうってつけです。
(初回は勝ち負けやゲームバランスよりも仲間を増やす、重要なことがあるからです。)
隗より始めよ。遠大な計画も、まず手近なところから着手せよ。です。
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