カルカソンヌはカタンに並ぶほどの名作ボードゲームである。
2001年にドイツボードゲーム大賞を受賞して以降、非常に多くの拡張が実は出ている。
個人的に拡張が欲しくなったら、第1弾の「宿屋と大聖堂」で十分だと思う。
追加要素
- 湖畔の宿付き道タイル(道が完成したら1タイルで2点。未完成だと0点。)
- 大聖堂付き都市タイル(都市が完成したら1タイルで3点。未完成だと0点。)
- 大ミープル(ミープル2つ分のパワー ※特にこれが面白さを加速させる。)
- 6人プレイ用のコマ追加と新規タイル
上記のような海外版でも十分に遊べるのも良い。
読めなくても、すぐに遊ぶことができる。
ただし、新版と旧版が存在しているので注意。
ちなみに写真のバージョンはカルカソンヌJとデザインが合っているのでタイルに違和感がない。
新しめのカルカソンヌ21とはデザインが違うので注意。
いろんな亜種が増えているのでややこしいと思うが…。
カルカソンヌの良いところは、
元のゲーム自体が、①タイルを引く、②タイルを置く(道や草原がおかしくならないように)
③置いたタイル内にミープル(ゲーム上は置く場所で名称が変わるが気にしなくて良い)を派遣する。の流れしかないため、
ルールの説明が非常に簡潔だ。なのに、ボード上は毎回違う景色となり何度でも楽しめる。
まさに、ドイツゲーム、ユーロゲームのお手本といっていいゲームだ。
初めてのファミリーゲームとしてもおすすめ。
メビウスゲームズさんからも購入しやすい。
ルールが非常に簡潔ということは、追加ルールやアレンジも簡単であるということ。
基本ルールだけでは「道」はポイントが「城」に比べると見劣ってしまうが、
拡張が追加させると誰も乗っていなかった道が、急に大きな城と遜色のない得点源となりうる。
さらに、大きいコマが追加されたことで相乗り(1:1で共有することで同じポイントをもらう)が
いきなり相手の所有権を奪い取りやすくなった。プレイヤーの性格が出やすくなったのも両ポイント。
私たちのアレンジ
私たちはこれに加えて、自分たちで時間制限を設けた。
1.タイルを引いたら10秒以内に置かなければならない。(ミープルの置く行為も含む)
2.失敗した場合はゲーム中ミープルを1つ除外される。(タイルの置きミス、計算処理ミスを含む)
これが良いのは悪手を生みやすくするためだ。
前にも話したが、ボードゲームは所有者とそうでない人でハンデが存在する。
この差を吸収するためには、俗にいう「縛りプレイ」が必要なのだ。
所有者は「ああ、こう置けばよかった。」と発見や能力の向上につながり、
遊ぶ人は、付け入るスキが生まれやすくなり、面白さが増す。
慣れたカルカソンヌプレイヤーが初心者と対峙する際は、
1.時間制限(自分だけ)
2.使用するミープルは5体まで
これぐらいするとかなりお互い楽しみやすいかもしれない。
城が3個ほど完成しているならミープルは草原に寝かせよう。
きっとなにかのやくにたつから・・・
カルカソンヌ:メモ
ゲーム終了時には手持ちのミープルは全て置き終えよ。
道、城、修道院、草原はバランスよく配置せよ。
できる限り、卵を盛るカゴは分けたほうが良い。
何より、引いたタイルが腐りづらくなる。
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