お疲れ様です。 自称:アクワイア研究家 のだじゅらく と申します。
ボードゲームは楽しみながら自分を知り、教訓や学びを得る機会を提供してくれます。
今回は2回目の「重い」をテーマに紹介します。
ボードゲームにおける「重い」とは、ゲームの複雑さ、プレイ時間の程度を表します。
重い=複雑で時間がかかる。と考えて置く程度で問題ありません。
こちらは完全にハマった人向け。
そこまでではない人にとっては豆知識程度の内容です。
もっと簡単なゲームから始めるのが良いでしょう。
ただ、豊かな浪費として遊ぶ方には是非触ってもらいたい作品達です。
ボドゲ文化と認められたテーマ。「プエルトリコ」
プレイ人数:2~5人 プレイ時間:約90分 対象年齢:12歳以上
初版は2002年。20年以上前の作品。
プエルトリコ島が諸外国によって開拓・開発されていた時代。
開拓者達によって征服されたプエルトリコ島への入植が始まります。
そんな時代背景をもとに、島の発展や貿易を行って財産や名声を得る拡大再生産型ボードゲームです。
ゲームのテーマが「植民地」という現代では取り扱いずらい内容であるにもかかわらず、
2022年にリメイクされた際には「プエルトリコ20」として出版され、変わらぬテーマで遊ぶことができます。
歴史や文化の観点からも「プエルトリコ」が代表的なユーロゲームであることの証明ともいえます。
このゲーム最大の特徴は、自身の行った作業が他も全員出来るところにあります。
勝ち方がいくつもあり、様々な方法を試したくなる中毒性の高い作品です。
ボードゲームアリーナ(要登録)で遊ぶことができます。
サイト:https://ja.boardgamearena.com/gamepanel?game=puertorico
カードゲーム版の「サンファン」というカードゲームもあります。
お手軽に行くなら、そちらの方がおすすめです。
宇宙開発のカード版「アレス・エクスペディション」
プレイ人数:1~4人 プレイ時間:約60分 対象年齢:14歳以上
こちらは前回の重いボードゲームで紹介した「テラフォーミング・マーズ」の短縮版といってよいでしょう。
各プレイヤーが同時に作業するので、より展開の早いゲームになりました。
大人気火星開拓ゲーム『テラフォーミング・マーズ』が一新!プレイ時間が短縮され、より遊びやすくなりました。各プレイヤーは星間企業のひとつを牛耳り、火星を地球化(テラフォーミング)しつつ、他の誰よりも利益を得るべく奮闘します。『アレス・エクスペディション』では、ゲーム盤やプレイヤーボードがコンパクトになり、カードデザインが改良されたことで遊びやすさが格段に上昇しています。また、ルールにも手が加えられ、各プレイヤーがアクションを同時解決するようになったことで、より展開の早い戦略ゲームへと変化しました。今までの『テラフォーミング・マーズ』とは、少し違った感覚で楽しむことができるのです。
サイト:https://arclightgames.jp/product/293tmaex/
テラフォーミング・マーズほどの作品を遊びたくはないけど、試してみたい方にはおすすめできます。
今回紹介した中ではまだ、手を出しやすいかも。拡張版も登場しました。
原題は”Funkenschlag”「電力会社」
プレイ人数:2~6人 プレイ時間:約120分 対象年齢:12歳以上
Funkenschlag(ドイツ語)でこちらにも「F」が付いているます。
つまり、ゲームデザイナー:フリードマン・フリーゼの作品です。
「ファミリア」や「ロビンソン漂流記」と同じ作者です。
ボードも大きく、処理も中々に大変だが、面白いボードゲーム。
競り、エリアマジョリティ、拡大生産、リソース管理とボードゲームの面白さの要素をこれでもかと詰め込んだ作品です。
サマリー(そのゲームを要約した資料)が必要になること間違いなしの複雑さを持ちます。
発電するためには燃料が必要なものが多く、需要が高いものは値段が上がっていくシステムもあり、よくできています。
供給できる世帯をとにかく増やしていくのがミソのゲーム性を持ち、真夏の電力会社がいかに大変かを感じることができる作品です。
おわりに
今回の紹介は完全に好きな人向けです。
このような世界があるのだと知ってもらえたら嬉しいです。
ただ、強要するようなものでは決してなく、貴重で素晴らしい時間を楽しむ選択肢を提案できていれば幸いです。
誰が言ったかわかりませんが、「豊かさとは多くを持つことではない、多くを求めないことである。」
今回は初心者におすすめするには難しい作品達です。
ご注意を!
楽しい時間を共有し、実りある時間を過ごしましょう。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
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