初めまして! 自称:アクワイア研究家 のだじゅらく と申します。
ボードゲームは皆様が思っている以上に種類があります。
テーマごとに分類できるほど種類が豊富で、私も全てを把握しきれないほどの数があります。
それほどまでに、娯楽は人生を豊かにすると考えられているのかもしれません。
今回は2人用ボードゲームをテーマに3つご紹介します。
家計管理等で真剣に話したいことも、ゲームをしながらなら…話しやすいかも?
メルカリで買っても良いですし、飽きたら売っても良いでしょう(笑)
今回もまた紹介するボードゲームの内容はあまり説明しません。
ちょっとでも興味が出たら調べてみましょう。
口を酸っぱくして言いますが、私だけの意見で購入を決めるのは間違っています。結局は自分にとって本当に価値があるのかを吟味しましょう!
善悪の将棋。「ガイスター」
プレイ人数:2人 プレイ時間:約20分 対象年齢:8歳以上
ボードゲームの世界ではゲームデザイナーの名前で作品を選ぶ人もいます。
「アレックス・ランドルフ」氏はその中でも特に有名人(巨匠)といってよいでしょう。
文化として、ボードゲームの箱には「ゲームデザイナー」の名前が表示されています。それは、彼がゲームデザイナーが箱に明記される権利を勝ち取った先駆者だからです。
現在までの独創性の高いボードゲーム文化に大きく貢献した人物です。
アメリカ出身の彼はなんと、1966~72年の間、日本で暮らしていました。
日本滞在時には将棋の有段者レベルになるぐらい、「将棋」にのめり込んでいたと言われています。
1982年に発売された「ガイスター」はそんな巨匠の作品です。
ルールを覚えるのに5分もかからないですが、しっかりと悩みどころのある良作です。
傑作カードゲーム。「バトルライン」
プレイ人数:2人 プレイ時間:約30分 対象年齢:8歳以上
9つの赤いフラッグを取り合うカードゲーム。
ポーカーのような役をフラッグごとの1列に作ります。
2人用のボードゲームというとボードゲーマで大体話題に出る作品。
「麻雀」のような要素もなくはない。
ゲームは派手かというと地味。
運の要素はあるが、間違いなく実力も必要。
落ち着いたジャズの音楽が流れる場所で静かに対面して遊ぶのが好きなら
きっと好き。そんな作品です。
ちなみに作者は「ライナー・クニツィア」という数学博士。
「クニツィアゲー」とカテゴリー化する人もいるジレンマの達人です。
前に紹介した「モダンアート」も彼の作品です。
テーマはF(エフ)のため。「ファミリア」
プレイ人数:1人~2人 プレイ時間:約30分 対象年齢:10歳以上
チンピラやブローカーを使いこなして最強のマフィア組織を作れ!
なんでこんな物騒な題材かというと、作者のポリシーだからです。
ゲームデザイナーの名前は「フリードマン・フリーゼ」。
彼の作品は一貫して外箱が「緑」でゲームタイトルに「F」を入れています。
本人の髪色も「緑」とあまりにも「筋」が通り過ぎている魅力的な人物です。
ゲーム内容はマフィアだから「暴力/詐欺/賄賂」がありそうですが、実はまったくありません。単純に人材を集めるだけ。
正直、それなら会社内の人材を取り合うテーマでもよかったと思います。
Fを頭に持つ「FAMIGLIA」(イタリア語)に合わせている徹底ぶりです。
第2版以降からはソロルール(1人用)のあそびかたもできます。
ソリティアが好きならしっぽり楽しむのも良いでしょう。
(ちなみにソリティアは『一人遊び』という意味で、よくイメージされやすいトランプゲームは『クロンダイク』です。)
おわりに
2人用は必ずしも対戦ゲームだけではありません。
ボードゲーマ界隈で現在人気の「スカイチーム」という2人用協力ゲームもあります。ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)に選ばれると、あっという間に買えなくなります。
再販の情報もありますので焦らないように。
「人気だから」「数が少ないから」「おすすめだから」
このような言葉で、勢いに任せて浪費するのは間違っています。
本当に価値があるのかを吟味してから、買えるかどうかを調べましょう。
1週間、1ヵ月と経っていくうちに「熱」は自然と冷めます。
誰が言ったかわかりませんが、「感想戦は敗者のためにある。」
ご家族や親しい友人や恋人と、豊かな浪費の選択肢の1つとしていかがでしょうか?
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
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