ボードゲームは楽しみながら自分を知り、教訓や学びを得る機会を提供してくれます。
今回は「双六」をテーマに「ドラダ」「キャントストップ」「ねことねずみの大レース」を紹介します。
「双六」はサイコロを振って、出た目に従って、駒を進めて上がりに近づける昔からあるアソビです。
わかりやすいシンプルなルールで初心者にもお勧めできる作品です。
個人で楽しむ場合は、メルカリで買っても良いですし、飽きたら売っても良いでしょう(笑)
ちょっとでも興味が出たら調べてみましょう。
ちなみに、私だけの意見で購入を決めるのは間違っています。
結局は自分にとって本当に価値があるかを吟味しましょう!
遅い方が良いスゴロク「ドラダ」
プレイ人数:2~4人 プレイ時間:約30分 対象年齢:12歳以上
つい最近になって新版が出た古い作品です。
実は発売されたのは1988年。
日本のスゴロクとは異なる不思議なボードゲームです。
面白さの秘訣は遅くゴールした方が得点が高い。という点です。
『ドラダ』は、4個のコマを動かし、より遅くゴールに着くほど得点の高くなるレースゲームです。各自4つのコマをもっており、手番にはダイスを振っていずれか1つを進めます。コースの途中には落とし穴があり、そこに止まったコマはゲーム終了まで動けず、後から来るコマの踏み台となります。一気にゴールに進むワープマスも。全員がゴールするか落とし穴に落ちたらゲーム終了で、最後にゴールしたコマが100点、その前が90点、80点……の合計して勝敗を決めます。落とし穴にも落ちず、後からゴールするため、コマをスタックさせてできるだけ進まないようにするガマン比べゲームです。
サイト:https://jellyjellycafe.com/games/dorada
ルールのPDFはこちらにあります。
https://drive.google.com/file/d/1VGTNhl0EEQRbhz1PfiqALXFnAfFhz-_9/view
個人的にはとてもとてもシンプルな作品。
新版になってデザインが一新されてお洒落な佇まいになりました。
派手な効果があるマスはありませんが、盤面と出目で最適解を探すボードゲームの良さを体験できます。
コマの数、ルールの変化でスゴロクの印象がかなり変化する。
そんな作品です。
4つのサイコロ3つの駒「キャントストップ」
プレイ人数:2~4人 プレイ時間:約30分 対象年齢:9歳以上
こちらも古い作品ながら、何度もリメイクが出されている名作です。
私が好きな「アクワイア」の作者「シド・サクソン」の作品です。
こちらは「ドラダ」のような1本道のスゴロクではなく、11本のレーンのうち3つを選んで進んでいきます。
普通のサイコロ4個とルールさえ解れば紙に鉛筆書きで簡単に自作できる内容ですが、ただのサイコロゲームではありません。
人によっては中毒性もあるしギャンブル性もある作品です。
注意してください(笑)
「キャントストップ」はボードゲームアリーナ(要登録)で有料で遊べます。
一度試してみるのも良いかもしれません。
ボードゲームアリーナ「キャントストップ」サイト
https://ja.boardgamearena.com/gamepanel?game=cantstop
ルールのPDFはこちらにあります。
https://drive.google.com/file/d/1i3yvt0YFQk8N6u6i5yIGUzjcTWxFHREQ/view
プレイヤーによっては文字通り「あと一回…あと一回だけ…。」
と「キャントストップ(止まれない)」になります。
駒の可愛らしさはピカイチ!「ねことねずみの大レース」
プレイ人数:2~4人 プレイ時間:約30分 対象年齢:4歳以上
ロングセラー商品の名作。
ネコに捕まらないように食料獲得する、かわいらしい木のねことねずみのコマが印象的なゲームです。
このスゴロクのゴールはいくつかあります。
何故か?それは後ろからねこが追いかけてくるからです。
つかまらないうちに近くの部屋に入れれば、チーズが手に入ります。
遠くの部屋であればあるほど、得点の高いチーズが手に入るので悩ましさがあります。
ルールはとても簡単で小さな子供でも楽しめます。
ただ、ゲーム性も楽しみたいのであれば3人以上がおすすめです。
2人だと少し寂しいです。
こちらは2003年ドイツ年間ゲーム大賞キッズゲーム部門の受賞作品です。
対象年齢は4歳から遊べるので木が手に馴染む感触や、手や頭の使い方の訓練になるように工夫したゲームデザイン、是非一度手にとって試してみて欲しい作品です。
お値段はその分してしまいますが…。検討をしっかりしてくださいね。
なんと、手作りで遊ぶ方もいるのでお安く遊べるかも?
外部記事:https://tsukuttaru.com/neko-nezumi-race/
意外と大人でも遊べる楽しい名作です。
おわりに
スゴロクは正月のあそびとしての印象があるかもしれません。
もしかしたらオリジナルスゴロクとかを作った人もいたのではないでしょうか?
私自身も使用済みのカレンダーで遊んだので懐かしさを感じます。
平家物語の中で白河院が、「賀茂川の水と双六の賽(サイコロ)だけは自分の思うようにならない。」なんて話を残していたりします。
今回は全て30分ぐらいで終わる作品なので初心者にも丁度良いです。
スゴロクは抵抗感なく遊べるかも?
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
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