お疲れ様です。 のだじゅらく と申します。
今回はダイス(サイコロ)ゲームの「セブン・アップ」を記録します。
決して、アメリカで販売されているソフトドリンクではなく、
何人のプレイヤーでも遊ぶことができる
ファミリー向けのダイス(サイコロ)ゲームです。
紹介しているゲームはダイスゲーム百科に収録されています!
ボードゲームの有名デザイナー ライナー・クニツィアがまとめたものです。
この一冊があれば、サイコロのゲームで困ることはないでしょう!
セブン・アップ
■必要なもの
・2個のダイス(6面サイコロ)
・プレイヤー分のカウンターかチップ、コイン (1人当たり21枚あれば良い)
■順番
任意のプレイヤーから始めて、時計回りに進めていきます。
■流れ
手番のプレイヤーは2個のダイスを同時に振ります。
①2個のダイスの合計値が7以外の場合はその差額のチップを共通の場に支払います。
写真の例では4であれば、7-4=3枚。出目の合計が9の場合は2枚支払います。
そのため、2や12が出ると5枚も支払わなければなりません。
②もしも、合計値7を出したなら共通の場(プール)から7枚獲得できます!
ただし、プールに7枚以下の場合はあるだけとなります。
ゲームを長めにしたい場合はプールにあらかじめ予備のチップを21枚置いて始めるのも良いでしょう。
③誰か1人が全ての手持ちチップを失うまで、時計回りに繰り返します。
まぁ、何と言いますか必勝法も何もない運(ギャンブル)のゲームです。
そのため、酒場で誰が、酒をおごるかどうかで遊ばれていましたが、
小さい子との計算しながら遊びたい場合にはちょうど良いかもしれません。
もちろん、バリアントルールとして「イレブン・アップ」もあります。
基本的な持ち物や流れはセブン・アップと同じで、条件だけ異なります。
イレブン・アップ
その名の通り、2個のダイスで11を目指すゲームです。
■条件
・出目の合計値は11未満であれば、その差をプールに支払う。
・合計値が11であればプールのチップを全て獲得する。
・もしも、12を出してしまったら現プールの枚数分支払わなければなりません。
(プールに10枚あったら10枚を手持ちから支払わなければならない。)
12はバースト(放出)となるため、展開がよりスリリングとなります。
同じ道具でも、条件が異なればゲーム性(面白さ)が変化する良い例です。
今回のゲームは勝者を決めるか、敗者を決めるかの2種類の終わり方が考えられます。
誰か1人が脱落した時点で終了するか、
脱落した人から抜けていき、最後まで残ったプレイヤーが勝者となる場合です。
たまにはサイコロを転がしてみませんか?
それでは!
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