お疲れ様です。 のだじゅらく と申します。
前回「セブン・アップ」のダイスゲームを紹介しましたが、
「ブック・アンド・テイク」はそのバリアントルールと言えます。
本来は、特別なダイスや駒を使用しますが、普通のサイコロ1つで十分です。
紹介しているゲームはダイスゲーム百科に収録されています!
ボードゲームの有名デザイナー ライナー・クニツィアがまとめたものです。
この一冊があれば、サイコロのゲームで困ることはないでしょう!
ブック・アンド・テイク
■必要なもの
・1個のダイス(6面サイコロ)
・プレイヤー分のカウンターかチップ、コイン (1人当たり10枚ずつ)
■順番
任意のプレイヤーから始めて、時計回りに進めていきます。
■流れ
手番のプレイヤーは1個のダイスを同時に振ります。
一覧表を参考に、出目に応じた処理を行います。
■終了条件
1人のプレイヤーが全てのチップを全て失ったときに
最もチップを持っていたプレイヤーの勝利!
■一覧表
失敗は1と2の目
3の目で全体攻撃
成功が4と5の目
6の目が大当たり(ジャックポット)となります。
まとめ
出目に応じて効果が変わるのはボードゲームの街コロを思い出させますね。
サイコロ1つから出目によって6種類の効果があるわけですから、アレンジしやすいのもポイントです。
お子さんと遊ぶ際にルールを決めてもらうのも楽しいのではないでしょうか?
セブン・アップよりもチップの数が1人当たり10枚で済むのでより小物は少なく済みます。
2個のダイスの場合は出目として7が出やすいのは決まっていることですが、
1つであれば、1~6は限りなく確率は同じです。
(現物のサイコロは重さのバランスによって完全ではありませんが‥‥。)
また、誰か一人が、手持ちを全て無くしたら終了というのは
ゲームの進行という観点からは非常に良いアイデアだと思います。
モノポリーは自分以外を破産させるまではゲームが続きます。
そのため、脱落したプレイヤーはゲームを見ていることしかできません。
さらに3の出目が出ると全体にチップを払う行動が発生するので、
程よい緊張感が生まれます。
自分の手番以外でもアクションが発生する出目を増やすとさらに攻撃的になります。
(ただし、全ての出目で起こしてしまうと処理が重くなってしまいますのでバランスには注意です。)
たまにはこんなサイコロゲームはいかがでしょうか?
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