お疲れ様です。自称:アクワイア研究家 のだじゅらく と申します。
ゲーマーという人種は、「最適解を求めたい!」と常日頃から思っています。
俗にいう「勘がいい」「めざとい」「筋がいい」という言葉で表されます。
私自身はゲームが得意かというとそこまでなのですが、めっぽう強いプレイヤーの特徴はわかります。
ボードゲーム会で「カタン」等を遊ぶとたいてい勝利する人。
初見のゲームであっても強い人。
彼らを見聞きし、気づいた「共通点」。
そんな彼らの知恵をご紹介します。
最適解を求めるコツ-3選-
1.足りないと困るものは多めに用意する。
彼らは「機会損失」や「ボトルネック」をとても嫌います。
(ボトルネックとは足を引っ張る要素のことです。)
必要なものが必要な分だけあれば最善ですが、実際の物事は最善でないときの方が遥かに多いわけです。
結果、「足りないと困るもの」をめざとく見つけるとその資源を余分に用意します。
彼らは、将来の需要が読み切れないとき、外した時の被害を小さくしたいのです。
現実では「生活防衛資金」等に当てはまりますね。
2.(利益-維持費)/コスト=利益率の計算が早い。
経済ゲームは資源を通して、資産を獲得し、資産から資源を得る工程を繰り返します。
現実も労働収入から種銭をつくり、事業や不動産、株式の配当収入を増やしていく。そしてそれを繰り返す。なんとなく似ていませんか?
彼らにとって、全ての行動、選択は何らかの投資案件を構成しているのです。
彼らにとって、投資の良し悪しは利益率で判断しています。
※ゲームは娯楽なので大抵増えることは保証されているので注意しましょう。
要は、「判断材料をフルに活かしてしっかり損得を計算している」のです。
その為、多めに用意する資源も多すぎないように考えています。
マネーゲームで勝つための要素といっても良いでしょう。
苦手であれば、まずは支出と収入のバランスを見直しましょう。
限界はありますが維持費を落とせれば、勝率が上がりやすくなります。
3.1位なら2位を抑える。1位じゃないなら1位を叩く。
ゲーマーにとって「1位が勝利するゲーム」では「1位との距離」を気にします。
「あと何点でトップになれるか」をアバウトながらも常に計算しています。
また、自分がトップであれば2位をどれだけ引き離しているかを考えています。
言い方を変えると、逆転されずに逃げ切る確率を上げたがります。
3位以下と交渉や取引をしてできる限り勝利確率を上げようと画策します。
直接の応用はとても難しいでしょうが、目指す人や資産額があるなら、現時点で自分がどこにいるのか。どれくらいの年数で達成できそうなのかをアバウトにでも計算しましょう。
するべき選択が見えてくるかもしれません。
現実に活かす際の注意点-3選-
1.ゲーム≠人生である。
ゲームは娯楽なので、大抵はリソース(資産)が増えることを保証しています。
商品を生産すれば、売れる見込みは既に大体は決まっています。
現実の場合は売り方でも大きく変化しますし、そのまま当てはめてはいけません。
この部分の検討や計算を雑にしてはいけません。
2.ゲームは短いスパンで終わる。しかし、人生は長く続く。
ゲームは目的と終わりが明確にあります。
そして向かう先も最後は1つです。
しかし、人生のゴールや目指す場所、山登りの先や場所は人によって違います。
この点が全く違うので全てを参考にしてはいけません。
ゴール後の終わりを考える必要がないから、返済義務のない借金で最後ブースト(加速)させるプレイヤーがいるぐらいです。
これもある意味合理的です。
現実では目的をまずは明確にしましょう。
「羅針盤」「マインドマップ」は必要です。
3.人間は結局、合理的でない。
いつでも、自分の偏見や感情に左右されることなく、冷静に筋道を立てて物事を進められるわけではありません。
調子やリズムは確実にありますし、毎回100点を取るのはもはや病的です。
勝ちやすい、負けにくい状態を維持する方がまだわかります。
成功の秘訣は「最速で失敗を繰り返す。大怪我にならない程度で。」
おわりに
今回はゲーマー目線で最適解を求める考え方を紹介しました。
徹底したリスク管理ができるゲーマーはまるで強運を持っているように見えることがあります。
実際は打つべき手を打ち、なすべき努力をなした。神頼みよりも知恵を。
彼らに言わせると、「運も所詮はより良い状況を作り出した結果に過ぎない」ようです。
結局は、悪い目を引いた時の対処の差が運の良し悪しなのかもしれません。
人生に最適解はあるかもしれないけど、そこを競い合っているわけではありません。ただ、自分がそう思い込んでしまうだけなのです。
ただ、豊かな浪費をいっぱいしたいのであれば、やはり手元に残る資産を増やさなければなりません。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
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