お疲れ様です。自称:アクワイア研究家 のだじゅらく と申します。
ゲーマーという人種は、「悪手を打ちたくない!」と常日頃から思っています。
俗にいう「筋がよい方法」「最適な組み合わせ」「最短経路」という言葉で表現されます。
言葉だけだと詐欺師が皆様をだますために使うような言葉ばかり(笑)
サムネやタイトルの言葉に引っ掛かっていてはいけません!
それは悪手!ついつい欲が出てしまうものです。
ただ、強いゲーマーの「悪手を打たない」考え方は現実でも非常に参考になる部分があります。
特に上級者同士の戦いは如何に悪手を打たないかの勝負に収斂(しゅうれん)していきます。
誤作動をいかに減らすかが、物事の上達の重要な側面と考えています。
では悪手とはどういうものなのか?
それを知ることで自ずと正しい選択ができるようになります。
そんな彼らの知恵をご紹介します。
ゲーマー目線で考える悪手3つ。
悪手その1:序盤から「勝利点」を取りに行く。
ゲームにおいて「勝利点」はプレイヤーの勝敗を決定するために使われるスコアやポイントのことです。
ゲーム中に特定のアクションや目標を達成することで獲得し、最終的に最も多くの勝利点を持っているプレイヤーが勝者となります。
悪手の1つに早い段階で「勝利点」を求めてしまうのは非常に危険です。
彼らはまず「勝利点を獲得する能力や手段」を増やします。
強いゲーマーは目先の10円、100円ではなく、1年後の1万円、10万円を目指しています。
既に物量や資金がある場合は、その資源を使って消費者を集めている企業はいくつかあります。
・手数料無料のポイントがつくクレジットカード。
・登録してくれたら異常にポイントがつくサイト。
それは数年後にサービスで収益をより上げていくために撒いている種です。
宣伝費や人件費はただではできません。
もちろん、利用する際に自身の目的や方針に合って登録や利用をしているのであれば問題はありませんが、「なんとなくお得だから」は悪手の可能性大。改めて考えてみましょう。
大きな視点(企業)でも、小さな視点(ブログ等)でも、この考え方は重要です。
「勝利点」を現実の「資産やお金、あなたが欲しいもの」に言い換えると、いかがでしょう?
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じゃあ、「勝利点を獲得する能力や手段」を増やすためなら何でもいいのでは?
そう思ったあなたは、悪手その2を見ましょう。
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悪手その2:「過剰なコスト」を払う。
自分が行っている「手段」が妥当なはずなのにいまいち手元にお金が残らない。
「勝利点」が他と比べると落伍(らくご)している。
(らくご:仲間・集団の列からおくれ、ついてゆけなくなること。)
この際、強いゲーマーは見えない場所や背後に「過剰なコスト」を支払っていないかを確認します。
通信費などの継続的に契約していればかかるもの。
予想外の出費や値上がり。それらが手元に入ってくるお金を減らしていないか。
何かを手に入れるのにその価値以上のコストを支払っているのを私たちは見逃しがちです。
仮に昔の狩猟時代、食べ物を得るためにその食べ物から得られる以上のカロリーを使っていたら本末転倒なのはなんとなくわかるでしょうか?
それなら、寝ていた方がマシなわけです。
悪い投資をするぐらいなら何も投資しない方がましだと彼らは考えています。寝ているうちに状況が改善する可能性もあるからです。逆もしかりですが…。
現実では、銀行に預けるのも、タンスに預けるのもある意味投資にはなってしまいますので多少はリスク分散をしなければなりません。
人によっては、ほぼキャッシュレス決済だけど、デジタル障害を考えて、千円札、1万円札はとりあえず2,3枚は入れておく。
これもまた、リスク分散といえるでしょう。考え方の違いです。
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能力を身に着けたいなら、少なくとも赤字や大損にならない方法から試してみるのです。
え?成果がすぐに出ないから嫌?
そんなあなたは悪手その1を読み直しましょう。
そして、悪手その3を見てください。
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悪手その3:過度に目立ち、妨害の余地を残してしまう。
早い段階で「勝利点」を彼らが目指さないのは、ゲームにおいて先頭走者が常に足を引っ張られるリスクがあることを理解しているからです。
恐ろしいことに、実際には自分の勝利確率が増えないのに、勝利確率が高いプレイヤーだ。と見なされると妨害を受けて損する場合があります。
全く売り上げや彼らの資産が少しも増えないのに誰かをSNS上で攻撃する人はそれなりにいます。
広告収入目的の戦法かもしれませんが、「過度に目立つ」作戦は時間が経つと、勝手にゲームから退場していきます。
むしろ一度うまくいってしまった結果。
「過剰なコスト」を払いながらゲームしている人もいるわけです。
ここで私の好きな言葉をお伝えします。
「戦いて勝つは易(やす)く、勝ちを守るは難(かた)し」
意味:戦って1度勝つことは容易であるが、勝利を維持していくことは難しい。
ゲームでは「自分が1位になる確率を高める行為」ですが、「恣意的な嫌がらせ」も存在するのが悩ましいところです。
そのリスクをゲーマーは嫌がります。
「妨害を受けたら大惨事になる」=「大惨事が確実に起こる」と考えています。
なので、出来るだけその要因を排除したがるのです。
企業が免責事項やポリシーを書くのも、その一種ととらえることができます。
また、あまりにもひどい行為には法的措置を取った方が、手に入る金額ではなく、時間などの損害が少なくなると考えるのも1つです。
ゲームにおいて、自分がされて嫌な手は相手が確実に選んでくる。
(相手の勝率が上がる。)
このようなリスクが無いかをゲーマーたちは自然と探しているのです。
また、完全にカバーすることは時間や人手の関係上、不可能なのを彼らは理解しています。
ただ、予め想定しているので、「悪い目を引いた時の対処の差」が出てきます。
これが強運を持つ秘訣かもしれません。
おわりに
今回はゲーマー目線で悪手を打たない考え方を紹介しました。
「序盤から勝利点を取りに行く」
「過剰なコストを払う」
「過度に目立つ」
この3つを強いゲーマーは嫌います。
徹底したリスク管理をゲーマーは追求したがります。
しかし、あらゆる事を計算しようとすると人間は有限なので限界があります。
そのため、ゲーマーは思考量を減らすテクニックも持っています。
最重要項目を優先し、簡単な判断基準を頭の中に入れています。
それが、脳みその中で瞬間的につながり、「直感」となるのです。
強いプレイヤーの「強さ」が少しでも伝われば幸いです。
現実で豊かな浪費をいっぱいしたいのであれば、やはり手元に残る資産を増やさなければなりません。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!
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