【攻略のための訓練法①】ゲーマー思考で考えるコツ-3選-

ゲーマーは、「ゲームを攻略したい！」と常日頃から思っています。

「攻略というのはいかにプレイヤーが損をせずに得をできるのかという遊びである」

今回は、ゲーマーの思考法がどのように日常の家計管理に応用できるかを紹介します。

ゲーマーは「攻略」という観点で、損を最小限に抑え、得を最大化することを常に考えています。

この思考法を取り入れることで、家計管理に役立つスキルを磨けるかもしれません。

以下に、ゲーマーが無意識に実践している3つの思考訓練法を紹介します。

訓練法① 選択肢のリストアップ
訓練法② 定量的な比較
訓練法③ 判断の分割
おわりに

訓練法① 選択肢のリストアップ

1つめの訓練法はまず、与えられた状況から可能な選択肢をすべてリストアップしましょう。
日常的な家計管理でも、1年間の支出を完全に把握することが重要です。

なぜなら、ゲーマーは見えない場所や背後に「過剰なコスト」を支払っていないかを確認します。

たとえば、「通信費を削減しよう」と決めたら、さらに「サブスクリプションや保険料も不要かもしれない」と気づくことが、改善へのプロセスです。

ゲーマーは、見えないコストや無駄を徹底的にチェックします。

家計管理においても、不要な支出を発見し、改善策を考えることが大切です。
ただし、節約だけが目的ではありません。

本当に必要なものを大切にしながら、賢く選択していきましょう。

ボードゲームでは、交換比率や変換先などをついつい見てしまいます。

訓練法② 定量的な比較

次にリストアップした選択肢を比較する際は、定性的な感覚に頼るのではなく、定量的なデータで判断しましょう。

ことばの違いは…。
（定性的：数値化できない部分を捉える）
（定量的：数値や数量で捉える）

簿記の概念や「家計管理」で1年間の支出を漏れなく把握しようというのはこのためでもあります。

たとえば、月に1000円安くなる選択肢があれば、それを実行する価値があります。

始めは細かい違いにこだわりすぎず、ざっくりとした見積もりでも、効果があることが分かればすぐに行動することが重要です。ゲーマーは「思考の節約」も好みます。
すべてを細かく検討するのではなく、大まかな予測で行動に移すことが効率的です。
雑なのではなく効果があることが明確にわかっているので「正確にざっくり」とリソースを管理します。

これが俗にいう「直感」や「経験則」と呼ばれるものかもしれません。

この考え方は家計管理においても、重要でない部分に時間をかけず、全体の最適化を図ることができます。

「全ての価値を単一にする」現実ではお金で判断。
テラフォーミングマーズなら、クレジットでドローや微生物の価値を換算する。
意外とおかしなことではなさそうです。

身もふたもない方法ですが、「全てを単一の価値で考えてみる」ことで大まかな要素が見えてきます。

例えば…お金、時間、幸福度で判断する。
ゲームには勝ち負けがあるので、できる行為です。
この考え方はあまり人生に持ち込まないほうが良いかも…。