お疲れさまです。 のだじゅらく と申します。
せっかくボードゲームを買ったけど、人にどうやって伝えようか悩む。
とってもよくわかります。
自分自身がインストで考えていることを公開します。
突然、文体が常体となってしまいますがご容赦ください。
はじめに
ゲームのインストの大前提は参加したプレイヤーが「遊んでよかった」と思わせることだ。
わざわざ時間を割いて遊ぶのだからここを間違えてはいけない。
もちろん、お互いに本気で殴り合うことを前提として了承しているなら別だし、
いい人をやめて競争することもゲームならではの醍醐味である。
現実で他人の財産や安全、領土を脅かすのは論外だが、ゲームならば大いに結構だ。
ただし、あまり公には宣言しない方がいいだろう。
SNSで自分の資産を公開するレベルのリスクしかない。
そして、負けて悔しいながらも「グッドゲーム」といえる精神性は持ちたいものだ。
お金儲けをするからといって誇りや良心を捨てることはないだろう。
そんな助けになる考え方を書き留めたい。
◆ルールを知らない人に1度の説明で理解できるように心がけること。一言集
・ボードとアイテム(チップ、コマ等)は始めに見せることで興味を持たせよ。
・ゲームの目的は始めに 細かいルールの手助けとなる。
ゲームの魅力は現実の一部を切り取ったものなので意外とルールを補完してくれる
・次に終了条件を。スタートとゴールが勝手に補正してくれる。
・まずは基本ルールを。アレンジルールは慣れてから。 気持ちはわかるが、基礎ルールで教えること
・教える際は単語をなるべく統一せよ。(駒、ポーン、人形どれでもよいので統一しよう)
・指摘はあっさりと 位置の置き間違い等はご愛敬。間違えていてもネチネチ言わないこと。
・攻略のヒントをアクセントに説明せよ。
(悪手やセオリーを伝えよう。ちょっとだけ。「言わなくていい」と引き出せたらしめたものだ。)
・人数で変化するルールは最後でよい。(その人数で遊ぶ初心者には関係ないのだから)
・サマリー(要約)があるなら使用しろ。それが自分のためになる。
・重いゲームは負けた際のショックが大きいので、初めは軽いものを。
ゲームが短くシンプルであれば何回もできる。
個人的には2時間ぐらいやってよくわからないまま負けるのは苦痛でしかない。
・重いゲームをやりたいなら短縮版のアレンジを。
(勝利条件を下げたり、使用するアイテムやボードの範囲を減らしたりしたデモプレイを。)
・デモプレイで盛り上がり、全員が了承したならそのまま正規ルールに移行せよ。
・初回のプレーはフォローを入れよ。
(ホストは勝つことよりも楽しませることを優先し、相手に都合の良い助け舟を出してみよう。)
・1度終わったら、「倫理的に正しく、かつ無慈悲にプレーせよ。」
お勧めできる良いゲームの基準とボドゲタイトル例
・ルールがシンプルかつ運と実力の要素がある。
・ゲームが短かければ1日に何回もできるので習得が早い。
・順位を悟らせづらいものとせよ。(非公開情報があり順位が途中で判断しずらい。)
・何もない時間が少ないゲームを。スマホをいじりたくなってしまうものだから…。
・途中の脱落が無いものを。
(麻雀のように誰かが破産した時点で終了とするのも良いかもしれない。)
軽量:ニムト、ハゲタカの餌食、ゲシュンク、チャオチャオ、インカの黄金
中級:センチュリー:ゴーレム(3部作中の1作目のみ)、マラケシュ、宝石の煌めき
重量:アクワイア おすすめ! ※テラフォーミングマーズや大鎌戦役(サイス)はデジタル版が良い。
個人的にカタンはおすすめしづらい…。
カタンはキングメーカー問題がある。
誰かを勝たせたくないがために法外な交渉を提案できてしまう危険性がある。
最長交易路を奪ってもらうためにレンガ5枚を羊1枚と交換する等…3位や4位が共謀して
1,2位を決められる可能性があるからだ。
もちろん戦術で相手に大きく投資するのはあり得るが、
終盤の取引としてはあまりにも良い手段ではない。
1手2手後に大きく戦局を覆すことができる確信が無い限りは、
ゲームをだらだらと長期化させるだけとなってしまう。
あらゆる交渉事を飲み込んだうえでの勝利と考えられなくもないが、
あまり良い終わり方にはならないだろう。
結局、倫理的な行動を心掛け、良好な人間関係こそが末永い勝利と面白さを生むと思う。
そのため、初心者と一緒に囲むのはお勧めしにくい。
だが、ボードゲームといえば「カタン」と「人生ゲーム」と答えるだろう。
「カタン」は私自身も大好きだし、「騎士カタン」も大好きです。
やりたいと言われたらもちろん用意するぐらいの気持ちはあるゲームではある。
ただどうしても、一緒に遊ぶプレイヤーの行動を制限することはできないので、
このメンバーなら大丈夫かな。と…その日に思える卓で行いたい。
…と。だいぶとっ散らかったが、こんな感じです。
失礼しました。
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